富士宮市で生まれた新しい楽器


※富士宮市役所7階展望ロビーからの富士山


私は、2007年にここ富士宮市に引っ越してきました。

住む場所を富士宮市に決めた理由は『子供が育つのに良い環境』であるという確信があったからです。

 

もともと富士宮市には私の祖父母が住んでいました。祖父は、自宅で『詩吟教室』をやっていたのですが、そんな縁もあり、私たち家族が引っ越してきた当初から地域の方々がとてもよくして下さいました。

 

そのころ地域の方に掛けていただいた言葉が忘れられません。

「子供の笑顔は地域の宝だ!大歓迎だよ!」

よなおしギターは、そんな地域性から生まれたといっても過言ではありません。

 

私が主夫として子育てを存分にできたのも、ギター教室を開業しレッスンやイベントで多くの方にギターの楽しさを伝えることができたのも、富士宮市の素晴らしい『水・空気・自然・人』のお陰です。

 

 

2013年、富士山が世界遺産に登録されました。その瞬間、花火が打ち上がったのを覚えています。

 

同時に構成遺産となった白糸ノ滝も綺麗に整備され、2017年には『静岡県富士山世界遺産センター』も完成し、富士宮市はこれからますます人と人とが繋がる場所として活性化していくでしょう。

 

富士宮駅前、富士山本宮浅間大社の周辺も開発が進み、同時に富士宮商店街を中心に人と人とが出会う街、地域住民が温かく人を迎え入れる街を目指しさまざまなムーブメントが次々に始動しています。

 

よなおしギターは人と人とをつなげるコミュニケーションツールです。

 

多くの繋がりを作り、たくさんの人、そしてたくさんの子供たちを笑顔にするために生まれてきました。

 

まさに、この地だからこそ誕生した『富士宮市で生まれた新しい楽器』です。

 

これからは、微力ではありますがこのよなおしギターを使って私が富士宮市に恩返しをする番です。

富士宮市を子供の笑顔があふれる街にするために。

 

よなおしギター協会理事長 橋本 真也